技能士 File no. 035

【けんちくばんきん】建築板金

金属板を加工して、
住宅の屋根や外壁を作る
職人。

金属板を加工して、主に建築物の屋根工事、外壁工事、雨どい工事の施工などを担当する。金属板は施工までのスピードや建物への負荷を軽減する軽さが支持され、住宅などで使用されるケースが多い。最近はデザイン性の高さや色のバリエーションも注目を集めている。

0351_490x390

金属板を手で加工したり、工場で機械を用いて折ったり曲げたりしてから、建築物に組み込むんだ。

仕事が完成した時の達成感と、
技術の上達が日々の励みになります。

 父親が建築板金の仕事をしていて、私も小さい頃から「こういう仕事をするんだな」と感じていました。やはり自分で一からやってカタチに残るところがいいですね。以前は家の隣に工場があって、小学生の頃からよく手伝いをしていたのを思い出します。同じ職人になりたいという思いを抱いて、最初は土木関係で働いたのですが、父親の年齢も考えて9年前にこの仕事に就いて後を継ぐことにしました。
 仕事のやりがいは、板金施工が完成した時の達成感と、自分の技術が上がっていくこと。周囲の職人さんから「うまくなった」といわれるとうれしいですよね。
 私は9年目ですが、この業界ではまだまだこれから。ようやくスタート地点に立てたかなという思いです。大変なことは、夏の暑さや冬の寒さです。夏は水分補給をこまめにしたりして対応しますが、冬は服を着込むと作業がしづらくなるので厳しいですね。また、疲れて注意散漫になるとケガをするので、十分気をつける必要があります。

0352_390x290

草地さん(29歳)
前職の型枠大工から父親の板金店を継ぐために建築板金の職に就く。仕事が好きで日曜も進んで働くという努力家。体を動かすことが好きでスポーツを楽しむ。

0353_114x124

技能検定合格までの道のりを教えてください。

ベテランや若手との交流が新鮮でした。
 私は内外装板金作業の建築板金1級技能士を取得しています。試験は難しいこともあるのですが、私にとってはたいへん面白い経験でした。組合が勉強会を開いてくれて、熟練の職人さんに教えていただいたり、同年代の受検生が集まって意見交換をしたり。それまであまり交流がなかったので、とても新鮮でした。習得した内容も、現場での仕事に直結するものばかりです。本当に取得してよかったと思っています。

0354_240x190

将来の夢を教えてください。

経営者として、板金店を良くしていきたいです。
 今後は板金店をより良くしていきたいですね。景気は厳しいですが、代表としてやっていくからには業績アップをと考えています。今は父親とふたり、従業員もいない小さな板金店ですが、将来は従業員を雇うことも視野に入れています。そのためにも、仕事を待つ立場から、積極的に営業していく姿勢に変えていかないといけません。技術的な部分でも、お客様に喜んでいただけるものを目指したいです。コストとスピードが肝心ですね。

建築板金の技能士になるには

035flow

  • 板金店
  • 建築関係の会社 など
岡山県板金工業組合 岡山県板金技能士会
岡山市北区奥田本町19-10
TEL.086-223-2474