技能士 File no. 033

【けんちくとそう】建築塗装

塗装によって
建築物をきれいに、
雨や日光からも守る。

公共施設をはじめとした、大型建築物の内外壁に塗装を施す仕事。通常、各工程ごとに担当が分かれるが、現在では下地処理から塗装まですべての工程を一人で担当する職人も現れてきている。下地処理、色の調整、ガンによる吹付、手作業のローラーまで、豊富な知識が必要だ。

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よい塗装とは、壁にキズ、色ムラがなくて美しいもの。そのためには平均5回以上も重ねて塗る
必要があるんだ。

塗装は、街の中にカタチとして残る仕事。
雨や風から建物を守る役割もあるんです。

 前職では型枠の解体をしていたのですが、塗装業界の第一線で働いている友人からの強い薦めでこの業界に入りました。やりがいは、公共建築物や病院、マンションなど、自分の仕事が街の中にカタチとして残るところですね。自分の子供にも手がけた仕事を見てもらえます。また塗装には建物を保護するという役割もあるので、次世代に大切な建築物を残しているという誇りを感じます。大変な部分は、覚える知識がたくさんあることでしょうね。工程によってもそうですが、塗る場所や方法、色によっても違った知識が必要なんです。さらに難しいのは、天候に左右される中でのスケジュール管理です。最悪、外壁を仕上げた途端に雨が降って流されてしまうこともあるんですよ。

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太田さん(36歳)
塗装の仕事に従事して13年目。趣味はサーフィンやサッカー、映画に音楽鑑賞。目標は若い人に技術を教え、複数の現場を指揮する指導者になること。

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技能検定を受けた理由を教えてください。

いろんな分野に精通する必要があるからです。
 技能検定は、一般の建築塗装のほかに橋の塗装を専門とする鋼橋塗装も取得しました。いろんな分野に精通していないと、これからの時代に取り残されるのではと考えたからです。検定は塗装工業会岡山県支部の講習会で、過去問題や予想問題を中心に学習しましたね。実技は吹付と調色、パテなどをします。技能検定を取得していれば官公庁が発注している仕事にも対応できるので、重宝していますよ。

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これからこの職種を目指す人へアドバイスを。

塗装は幅広い分野で活躍できる仕事です。
 覚えることは多いですが、やりがいのある仕事だと思います。建築関連の中でも最終仕上げの部分なので、人に見てもらえたりしますしね。難しく考えなくてもいいんです。塗装の仕事は対応できる分野が広いですから、塗装に携わりたいという想いさえ持っていれば本当にいろんな場所で活躍できます。時代のニーズに合っている仕事だと思いますよ。

建築塗装の技能士になるには

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  • 県内に約40社ある塗装会社 
    など
一般社団法人 日本塗装工業会岡山県支部
岡山市北区今1-1-32
TEL.086-250-3641