技能士 File no. 032

【てっきんせこう】鉄筋施工

コンクリートの柱の骨となる
鉄筋を組む。

ビルやマンションの柱や梁(はり)など、建築物の構造は多くが鉄筋コンクリートでできている。その骨組みとなる鉄筋を組み上げるのがこの仕事。材料を運んで加工し、現場で組み立てる。設計図面を読み取るなど建築に関する広い知識も必要。

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大きな建築物の強度を保つのが鉄筋の役割。設計図から必要な鉄筋を計算し組み立てる高度な
仕事なんだ。

建物を支える大事な骨格を
自分の手で組み上げることに
責任とやりがいを感じています。

 鉄筋は、コンクリートのなかで建物の強度を保つ骨のようなもの。ビルやマンション、住宅でも、鉄筋コンクリートでできた建物にはすべてこの鉄筋が入っています。私たちの仕事は、まず建物の図面や仕様書をみて材料となる鉄筋を手配し、鉄筋を切ったり曲げたりといった加工を施し、それを現場で組み立てていきます。組んだ鉄筋を結束線で留めていくのは、現場で覚える作業の第一歩。
 主任として現場の管理までを手掛けるようになった今では、建物の図面を読み取って鉄筋の量を計算するなど難しい仕事も任されています。きれいに鉄筋が組め、配筋検査にパスしたときは、毎度のことながらほっとしますね。最終的にはコンクリートに隠れて見えなくなるものですが、建物に大事な強度を保つ仕事なので、責任もやりがいも大きいです。

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年岡さん(28歳)
この仕事を手掛けて7年目。剣道ではインターハイ3位の経験もある努力家。尊敬する先輩に近づけるよう、よりスムーズな現場管理を心がけ奮闘中。

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技能検定合格までの道のりを教えてください。

日曜日でも練習に時間を割きました。
 鉄筋施工技能士の2級や1級は、主任技術者として現場を管理するために必要なものなので、ぜひ合格したいと挑戦しました。試験前は仕事が終わってからや日曜日でも練習に打ち込みましたね。時間も限られた中で正確さが求められる試験は、プレッシャーもあり緊張しましたが、無事に合格でき、より大きな仕事にチャレンジできるようになりました。

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実は知的でスマートな仕事なんです。

やる気があれば不得意も得意になります。
 現場仕事には体力的にきつそうなイメージがあるかもしれませんが、最近では建設業もIT化して、コンピュータで図面や仕様書を扱うなど、実は知的でスマートな面もあるんですよ。毎日のがんばりが大きな形として残る仕事です。自分が手掛けた建物が町にたくさんあるのはうれしいもの。ものづくりが好きな人にはぜひチャレンジしてもらいたいですね。

鉄筋施工の技能士になるには

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