技能士 File no. 031

【はいかん】配管

建築物に給排水などの
配管を張り巡らす。

ビル、マンションなどの建築物に、給排水、換気ダクトなどを設置する仕事。建物の設計図に従って必要な材料を揃え、管の加工、現場での施工までを手がける。つなぎ目で水が漏れたりしないよう、作業には高い精度が求められる。

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毎日使う給排水を安全に導くために正確さとスピードの両方が必要な仕事なんだ。

そこに住む人たちのライフラインを
支えていることに、
いつも緊張感と誇らしさを感じています。

 かねてから建築業界に興味を持っていて、高校の先生の勧めもあり現在の会社に入社しました。 配管の施工は、建築工事の最初の段階から現場に入り、給排水の通り道を確保していく仕事です。工事の進み具合に合わせて作業を進めなければいけないので、工事期間の短い現場は時間との戦い。工事が進んでしまうとやり直しはできないので、間違いは許されません。また、水漏れが起こらないよう、つねに高い精度での施工が求められます。
 厳しい仕事ではありますが、そこに住む人たちの生活に関わる大事な役目なので、やりがいがありますね。

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大庭さん(32歳)
高校卒業後、現在の会社で配管の工事を手がけて今年で13年。ひとりでも多くの人に喜んでもらいたいと、災害時の支援活動など社会貢献にも意欲をみせる。

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技能検定合格までの道のりを教えてください。

現場仕事のあとも、会社に戻って練習しました。
 配管技能士1級の資格は多くの先輩方が持っていたので、技術上達のためにもぜひ取得したいと思い挑戦しました。苦戦したのは学科試験です。仕事に関連のある内容ばかりとはいえ、用語などを覚えるのは大変で、1ヶ月ほど集中的に勉強しました。実技の練習についても、いつもの現場作業が終わってからいちど会社に戻り、先輩たちに教わりながら練習。毎日クタクタでしたが、おかげで課題をクリアして合格できました。

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仕事で大変だったことはありますか。

下積み時代を乗り越えるまでは苦労しました。
 仕事を始めたばかりの頃は、ミスをすることも多く、先輩に叱られつつフォローしてもらうなど失敗の連続でした。重い鉄パイプを運びながら、気持ちがめげそうになったこともあります。でも、仕事は失敗しながら覚えていくもの。一度失敗したことは絶対に忘れません。雑用の多かった下積み時代を乗り越えて、現場の仕事を覚え、今では責任者として現場をあずかる立場になりました。これまでの経験はひとつも無駄ではなかったと、仕事へのやる気がいっそう高まっているのを感じます。ベテランの先輩方に追いつけるようさらに知識と経験を深め、配管の技術で多くの人に喜んでもらうことができたらうれしいですね。

配管の技能士になるには

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  • 設備工事関連会社 など