技能士 File no. 030

【でんこう】電工

配線を巡らし、照明などの
電気器具を付ける。

ビルやマンション、住宅などに配線をし、コンセントやスイッチ、照明などの電気器具を取り付ける仕事。漏電による火災や感電などの事故が起こらないよう、電気を安全に扱うための知識や技術、建築現場でのコミュニケーション能力が必要。

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目に見えない電気をうまくコントロールすることで、私たちの生活の便利さと安全を支える
仕事なんだ。

建物が完成した時の達成感がご褒美です。

 電気工作やものづくりが好きで高専の電気科に進学し、この仕事に就きました。電気線を壁や天井の中に張り巡らせる配線の作業や、コンセントや照明といった電気器具の取り付けが主な作業です。目に見えない電気を扱う仕事ですから、安全のための知識が不可欠。高圧電流で感電したり、配線作業のミスは漏電による火災にもつながるので、つねに注意しています。私のように現場を管理する立場になると、建築工事に合わせてスケジュールの打ち合わせをしたり、建物のオーナーの要望に応えたりと、コミュニケーションも大切な仕事のひとつになります。図面や配線図を読み取る力、最新の設備に関する知識など、学ぶべきことがたくさんありますが、そのぶん建物が完成した時の達成感は格別。それが大きな現場だとなおさら誇りに思えます。

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横山さん(30歳)
電気工事の現場で多くの職人を束ねる若きベテラン。休日には家族とゆっくり過ごし、幼い娘と遊ぶのが楽しみな毎日だそう。

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必携資格取得までの道のりを教えてください。

プレッシャーを乗り越え取得しました。
 電気工事士と電気施工管理士の1級に合格しました。これらの資格は、持っていなければ仕事にならない絶対に必要なものだったので、プレッシャーは大きかったですね。社内での講習や勉強会に参加し、ケーブルをむく作業を何度も練習して試験に臨みました。なんとか合格できた時はほっとしました。仕事の幅も広がって、挑戦した甲斐があったと思います。

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将来の夢や目標を教えてください。

大きなランドマークを手がけたいです。
 いい建物をつくるためには、みんなが楽しく作業できることが大切です。現場によっては、建築工期が短くスケジュールに余裕がない場合もあり、作業が夜間に及ぶこともあります。そんな時でも職人がやる気を持って仕事ができ、クレームのない建物を作り続けることがこれからの目標です。いつか、その街のシンボルになるようなランドマークの工事を手がけてみたいですね。

電工の技能士になるには

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  • 電気設備工事会社 など