技能士 File no. 028

【たいるはり】タイル張り

正確さと忍耐が織りなす
美の世界。

建物の外壁や床、浴室などを中心に、ビル・店舗、歩道といった様々な場所にタイルを張る仕事。新築の建物の壁面や床などを仕上げたり、古くなったタイルの張り替えや目地の補修などを行う。精密な作業で、正確性と器用さ、注意力が求められる。

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均等な幅で張っていく様はまさに職人でこそなし得る技。建物の仕上がりの美しさを表現する
大切な仕事なんだ。

仕事をする上でのやりがいは、
依頼主の笑顔を見ることです。

 父親がタイル張り職人だったので、小さい頃から現場に遊びに行くことも多く、自然とこの仕事を選びました。タイル張りは若干のゆがみも許されないので、常に全体のバランスを見ながら均等になるように計算して作業します。壁面をフラットに仕上げるためには、自分の指の感覚を研ぎ澄ませることが大切。技術力だけでなく集中力や根気が求められる仕事です。一口にタイル張りといっても、玄関ポーチや住宅の外壁など、場所によってやり方は異なるし、タイルも形や材質の違いで様々な種類があり、応用力が必要とされます。
 この仕事に就いて20年経ちますが、技術の向上や作業効率など今でもスキルアップに励む毎日ですね。大変な仕事ですが、その分、完成した時の喜びは大きいです。「きれいになったね」という依頼主の言葉はなによりやりがいにつながります。

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岡本さん(39歳)
幼少時からタイル張り作業に親しみ、この道20年というベテラン職人。休日は3歳と1歳の兄妹のパパとして、育児に没頭しているのだそう。

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技能検定合格に向けてどんな勉強をしましたか?

実技試験の練習をひたすらやりました。
 技能検定は、学科試験と実技試験の2つがあり、実技においては、制限時間内に作業をすることと正確さが評価されます。そのため、学科の勉強と並行して週末に実技試験の練習をやりましたね。練習のかいあってか、検定で岡山県知事賞をいただきました。技能士の資格は公共事業の仕事をする際に有利になるため、取得して良かったと思っています。

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これからこの職種を目指す人へアドバイスを。

目標を作って努力することが大切です。
 一人前になるには10年かかる、といわれるほど、多くの経験を必要とする仕事です。一方で、様々なことに挑戦できるという楽しさもあります。追求するほどおもしろくやりがいがあるので、ぜひチャレンジしてください。

タイル張りの技能士になるには

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  • タイル専門会社 など
岡山県タイル技能士会
岡山市南区豊成2-2 (有)ウエダタイル内
TEL.086-264-3617