技能士 File no. 060

【ぶたいきこうちょうせい(おんきょうきこうちょうせいさぎょう)】舞台機構調整[音響機構調整作業]

演奏会やコンサートの
進行を支える、
縁の下の力持ち。

ホールや劇場、ライブハウスなどの音響設備や照明を調整・操作し、一番良い状態で観客に届けることができるように調整する役割。演奏者のイメージする音響効果を実現するため音響機材の準備や接続、調整、リハーサルを行う。演奏中の状況の変化に即時対応する柔軟さと集中力が求められる。

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演奏会やコンサートには欠かせない職業。見えない場所から感動を支え、
演奏者と一体になって感動を作り上げていくんだ。

演奏者と一体になり
「感動」を観客に届ける
重要な役割だと思います。

 「舞台機構調整」は、ステージに携わる重要な役割。一般の人が目にしたり意識する機会はあまりないかもしれませんが、準備段階からステージに深く関わり音響機材の設定や調整、リハーサルを経て本番で演奏者のイメージする世界を表現する担い手となります。楽器や曲についての基礎知識がないと調整ができないことも多く、技能試験ではそれらの知識について出題もされます。
 裏方の仕事というイメージがありますが、普通の仕事では出来ない経験ができるのが醍醐味。たとえ演目・演奏者が同じでもステージは毎回状況が違うので、同じものがないという面白さがあります。観客が感動してくれた時は、言葉にできない達成感を感じることができますよ。

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難波さん
専門学校の映像音響学科で教鞭を執り、同校の卒業生でもある。もともと音楽が好きで趣味は音楽鑑賞や映画鑑賞、楽器の演奏。

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技能検定に向けてどのようなことをされましたか。

日頃から機材や音楽に触れる機会を
意識して増やすよう努めました。
 実技試験ではミキシングコンソールという機材を使用し、接続・調整・点検・リハーサルという項目をすべて時間内にこなします。手順を理解しイメージトレーニングしておかないとできない時間配分になっていて、普段から機材に触れることが大切ですね。ヒアリング試験では楽器の音や作曲者などが出題されるので、普段から音楽知識をつけていく必要があると感じました。

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これからこの職種を目指す人へアドバイスを。

知識も技術も必要ですが、表現の幅は無限大です。
 少し特殊な職種なので、「やりたい!」と思う気持ちが大切で職人気質が求められるところもあります。「音楽が好き」「チームワークを大切に」という気持ちを忘れなければ、一人では得られない達成感が味わえると思います。

舞台機構調整[音響機構調整作業]の技能士になるには

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  • ステージスタッフ
    映像ディレクター など
岡山県職業能力開発協会
技能振興コーナー
TEL.086-225-1580