技能士 File no. 023

【たたみせいさく】畳製作

日本人の生活に
欠かせない畳をつくる。

日本人には馴染み深い和室の畳をつくる仕事。畳製作は、稲わらでできた土台と、い草農家でつくられたござを縫い合わせて仕上げる。部屋のサイズに合わせて一畳分の大きさを決めるので、その都度違ったサイズに仕上げなければならない。

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きれいな仕上げになるよう縫い合わる技術はもちろん、部屋にピッタリ合うように寸法を
取ることが重要なんだ。

やればやるだけ成果が見えるから
「日々勉強」の精神で
岡山一の畳店を目指します。

 サラリーマンを退職後、家業である畳店の手伝いを始めました。畳に触れていくうちに、畳製作の奥深さと楽しさを感じ、次第にこの仕事にのめり込むようになりました。畳製作で最も重要なのは寸法を取ることです。きちんとしたサイズを測ることはもちろん、湿度や気候によって部屋の大きさにわずかな違いが生まれ、また畳の膨張率も変化するので、予測をたてて寸法計算する必要があります。寸法を取った後は実際に畳の成形です。普段は機械で作業をすることが多いのですが、形が独特な場合などには手縫いで仕上げます。技能検定の実技は手縫いなので、毎日練習を重ね技術向上に努めました。
 美しい畳の仕上がりをお客様から評価された時が最もやりがいを感じる瞬間ですね。よい畳を作り続け、お客様の信頼を高めることで、実力知名度ともに岡山で一番の畳店になることが目標です。

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鳥越さん(38歳)
家業の畳店で仕事を始めて18年。技能向上に向けた次なる目標は、もう一度技能グランプリに出場し1位になること。休日には家族サービスを欠かさない優しいパパ。

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技能検定を受けてよかったことを教えてください。

全国3位になったことが自信になりました。
 技能検定1級の取得をきっかけに、技能グランプリへの出場を決意しました。仕事を終えたあと毎晩手縫いの練習を重ねた結果、全国で3位になることができました。こういった賞を獲ることは、畳製作者として大きな自信になっています。

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これからこの職種を目指す人へアドバイスを。

やってみないとわからないところが魅力です。
 技術の習得には終わりがなく、やればやるほど結果がついてくるのが畳づくりです。きれいな畳を見て喜ぶお客様の笑顔を見ると達成感を得られますね。「お客様のために、気持ちがいい畳をつくりたい」という想いで日々練習に取り組むことが、技術上達への一番の近道だと思います。

畳製作の技能士になるには

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  • 畳店 など
岡山県たたみ技能士会
岡山市北区牟佐367-2
TEL.086-229-3216