技能士 File no. 018

【きかいほぜん】機械保全[機械系保全]

機械を故障から守る、
工場設備のお医者さん。

工場にある機械のあらゆる故障に対処する仕事。故障が発見されたら、どこが悪いのかを検討し、かかるコストの計算や修理が完了するまでの工程を管理する。定期的な検査による予防策を考える必要もあり、まさに「工場設備のお医者さん」といえる。

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故障したらただ直すというだけではなく、将来を想定してどう直すのか、法律的には問題ないかなど、あらゆる面で検討する必要があるんだ。

機械が止まるとその影響は
とても大きいので、瞬時に判断して
故障に対処する必要があります。

 担当している工場の機械を保全・管理するのが私の仕事です。故障が見つかったら、施工会社の方に向けて具体的な指示を出し、協力しながら対処します。大切なのは設備管理に対する技能や知識を全て持っていないといけないということです。そうでないと作業する方に指示ができないし、どのような工程を組んで対処するのかが判断できないからです。難しいのは機械によって対処の仕方が変わることや、工場が24時間稼働を続けていることですね。いつ起こるか分からない状況で、いつまでに対処する必要があるのかを瞬時に判断していきます。計画どおりに修理が進むと「ヨシッ」という感じですね。

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北村さん(24歳)
入社3年目。高等専門学校を卒業後、現在の原料工場で保全業務に従事。休日は読書や映画鑑賞、最近買ったカメラを持ってドライブなどを楽しんでいる。

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仕事で大変なときはありますか。

難解な故障の原因を突きとめるときです。
 機械に故障が発生して駆けつけたときに、故障の原因が分からない場合は大変です。時c間が限られているので大きなプレッシャーを感じますね。長時間、機械を止めてしまうと工場も止まってしまいます。ただ、その場合でも、コスト面や現場の要望などを比較検討しながらの判断が求められます。
 将来的には周囲の人から「北村に任せれば大丈夫」と言われるようになりたいですね。そのためには経験を積むことが大切。できるだけ現場に出ていくようにしています。

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技能検定合格までの道のりを教えてください。

会社のサポートと日々の経験が生きました。
 私の場合は社内に教育機関があるので、そこでアドバイスや資料をもらうことができました。過去の受検結果を踏まえて対策を研究してくれているので、試験の際にはとても助かりましたね。それだけ会社として保全技能を持っていることを重要視しているのだと思います。工場内には合格者名簿が札として掲げられ、優秀者は色が変わるんですよ。保全技能は私の仕事の一つでもあるので、日々の技能にプラスして知識を得ることができたのはよかったと思います。

機械保全[機械系保全]の技能士になるには

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  • 工場設備を持っている
    製造業全般の会社