技能士 File no. 012

めっき

日常生活に欠かすことの
できない最先端技術。

スマートフォンや家電などあらゆる電子機器の部品に施される表面処理技術「めっき」。金属の表面に「めっき」処理を行うことでさびにくくしたり、金属同士を接続しやすくする。現在、電子・通信技術の拡大により、その重要度が増している。

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めっきは、工業の最先端技術であると同時に、メソポタミア文明のころからある歴史深い
技術なんだ。

めっきがあるから自動車もスマートフォンも
動きます。生活の中にある、
とても身近な技術なんです。

 大学時代の恩師の紹介で、この業界に入りました。この仕事は危険な化学物質を使用するため、最初はあまりよいイメージを持っていませんでしたね。ただ、きちんとした知識を身につけることで問題がないと知り、安心したのを覚えています。現在の会社では開発課の責任者をしており、めっきに関する様々な新技術を研究しています。例えば新しい発想で金属の表面に凹凸をつけたり、目に見えない小さな粒子にめっきを施したり。世の中になかったものを生み出すことに喜びを感じます。
 技能検定に関しては2級を取得しています。試験内容は日ごろの業務にリンクしているので、取得に苦労はありませんでした。

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西村さん(37歳)
2000年入社。開発課の立ち上げ当初から責任者として活躍。現在は通常業務と別に、関東の大学の博士課程で修学中。新技術の開発に情熱を注いでいる。

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仕事で大変なことはありますか?

研究開発は試行錯誤の連続です。
 まずは納期です。それからお客様から求められている品質のものがなかなか開発できない時ですね。オーダーはお客様によって様々。めっきの種類や厚みが指定される場合もあれば、こういう機能がほしいと要望される場合もあります。それらに応じて我々も提案をするのですが、既存のめっきで対応できない場合は研究開発をしてつくり出すという流れになります。

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将来の目標や夢はありますか?

新技術を開発して、会社を世界一にしたいです。
 現在、開発業務と並行して大学の博士課程で修学しています。めっき技術の最先端技術を学ぶことが目的です。休日に論文を書いたりしています。めっきに詳しいお客様からの複雑なオーダーに応えるためには、最先端の技術を学んでおく必要があるのです。逆に知っていないとお客様に提案することができません。
 将来は新しい技術をさらにたくさん開発して、会社がめっき業界で世界一になることを夢見ています。

めっきの技能士になるには

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  • 表面処理メーカー など