技能士 File no. 009

【きかいかこう】機械加工[フライス盤]

様々な製品の部品を作る、
ものづくりの基本。

金属の塊を削り、製品に使われる大小様々な部品を作っていく、ものづくりの基本となる仕事。フライス盤という切削工具を回転させて、金属を削っていく。小さな部品を作ることが多く、許容範囲100分の1mmという高い精度が求められる。

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日々違う図面を見て、その場で工程を考えて作る。複雑な図面を頭の中で形にするのが
難しいんだ。

製品の基本である部品作りに
携わりたいと思いました。

 昔からものづくりの仕事がしたいと思っていたのですが、ものづくりの中でも特に部品を作ることに興味があって、この職業に就きました。金属加工の仕事は、まず図面に沿って頭の中で削っていく工程を考え、金属の塊から部品を削り出していきます。100分の1㎜という高い精度が求められる作業なので、目盛りに正確に合わせて、手で微調整しながら切り出すのがポイント。機械の個体や刃によっても切れ方が違いますし、何より金属なので一度間違えるとやり直しがききません。作業には経験に基づく勘と思い切りのよさが必要ですね。
 これからも、たくさんの経験を積んでいって、ゆくゆくは後輩を指導できるようになりたいです。

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赤西さん(35歳)
4歳の子どもがおり、休みの日は家族で過ごすことが多い。サッカーをしたり、会社の人と釣りに行ったりと、アクティブな活動も好きとのこと。

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技能検定合格までの道のりを教えてください。

会社の人に助けられながら勉強しました。
 学科の対策は自宅でひとりで勉強すればいいのですが、実技については会社の機械を借りないと進まないので、合間を見つけて機械を使わせてもらって練習しました。いろいろな人に助けられたおかげで合格することができたと思います。実際の業務では、毎日違う図面に沿って加工するので、その時学んだことを次にすぐ活かすことは難しいものです。でも、検定では同じ物を繰り返し練習するので、繰り返す度に工夫できることを見つけられたのが、普段とは違う経験になりました。

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どういう時にやりがいを感じますか?

考えた工程でスムーズに完成した時です。
 工程を間違えると、後になって加工が困難になったり、場合によっては完成できなくなることもあるので、工程をしっかり考えながら削って、完成させるまでがスムーズにいくとうれしいですね。図面を見ながら頭の中で思っているように削るしかないので、削っていくうちに形がつかめなくなってくることもあります。それを乗り越えて図面通りの形が完成した時の達成感は格別です。

機械加工[フライス盤]の技能士になるには

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  • 機械部品加工メーカー など