技能士 File no. 040

【ほうせい】縫製

繊維産業を支える
ミシンのスペシャリスト。

裁断された布を仕様書どおりにミシンで縫い合わせ、完成された服に仕上げていく仕事。手縫いとミシンの両方の技術が求められ、様々な仕様にあわせて縫い上げる能力が必要。中塚さんは、学生服メーカーでスカートの縫製を担当している。

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仕上がりをイメージしながら素早く縫い上げる技術が必要なんだ。

服がイメージ通り仕上がるとうれしい。
ものづくりの醍醐味が縫製にはあります。

 学生服のスカートは、学校指定のデザインによってプリーツ(ヒダ)の数や形状、生地や糸の色まで様々です。だから、ピーク時には1日30種類もの制服を縫い上げることもあります。次々来る新しい仕様にどう対応するかがこの仕事の大変な部分ですね。でも、試行錯誤を経て自分のイメージ通りの服が仕上がった時は、とてもうれしい。ものづくりの醍醐味が縫製にはあるんです。現在はラインリーダーを担当していますが、今後は他ラインのリーダーと情報交換をして新しい技術をもっと取り入れていきたいと考えています。縫製会社は人の手によるところが大きいので、いかに早く品質よくつくるかは現場の技術力にかかっています。

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中塚さん(33歳)
縫製会社に勤めていた母親の影響で現在の会社に入社。ラインリーダーとして活躍し、縫製スタッフの指導役もこなす。趣味は夫婦でするゴルフ。

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技能検定合格までの道のりを教えてください。

先輩方に協力してもらいながら頑張りました。
 入社当時はカフスや襟など制服のパーツを担当していたので、ひとつの服を作り上げる技能検定には不安を感じていました。だから練習は仕事終わりや休日中にも自主的に頑張りましたね。先輩方に手順やコツを教えてもらったり、練習用の材料を準備するために他の部署の方にも協力をいただきました。そのおかげで2級合格に加え、難関と言われる1級にも合格することができました。周囲に協力いただける環境があったことは本当に良かったと思っています。

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将来の夢を教えてください。

スカート以外でも縫製技術を高めたいです。
 次はセーラー服などスカート以外も手掛けてみたいですね。その場合、ほぼ一からのスタートになるのですが、それでもやりがいは大きいと思います。やっぱりいい制服を学生が着ているのはうれしいものです。この地域にも着てくれている学生さんがたくさんいるんですよ。

縫製の技能士になるには

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  • 学生服メーカー
  • 各種ユニフォームメーカー
  • ジーンズメーカー など