技能士 File no. 036

【ぞうえん】造園

樹や花、石で庭をつくり、
剪定や管理をする。

個人の庭や、公園などの公共の場に樹や花を植え、美しい景観をつくる仕事。また花に水やりをしたり、庭木を剪定して形を整え、景観の美しさを保つよう管理するのも大切。大きな石などを扱うこともあり、丈夫な体が求められる。

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私たちがふだん目にしている街の景観をきれいに保つよう管理しているんだ。

自分がハサミを入れることで
風景の形ができていくことに
大きな魅力を感じています。

 もともとデザインやものづくりの仕事に興味があり、高校の造園デザイン科へ進学したことがきっかけでこの仕事に就きました。街路樹や公園の樹々を剪定して形を整えていく仕事がメインで、自分のハサミの入れ方ひとつで街の風景が変化して、あたらしい景色をつくり出していけるおもしろさに惹かれています。個人宅などのお庭を一からデザインして作っていくことも楽しみで、木の姿の表裏を考えながら配置したり、石の形を選んできれいに並べていく作業は、難しいですがやりがいがあります。そうして仕上げたお庭をお客さんが気に入ってくれたら、言うことなしですね。

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羽崎さん(35歳)
高校の造園デザイン科を卒業後、現在の職場で15年。趣味は山のぼりで、登頂した時の達成感がやみつきに。いまはまだ幼い子どもと、いつか一緒に登るのが夢。

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技能検定について教えてください。

ステータスとして誇りと自信が身につきました。
 造園技能士1級の試験では、課題となる庭を時間内に効率よくつくることが求められます。組んだ竹を紐で結んで竹垣をつくる作業は、的確な寸法で、結び目も美しくするなど、注意するポイントがたくさんあり、じっくり時間をかけました。結果、合格することができ、職人としてひとつのステータスを得たような気持ちで、自分の技術に自信が持てるようになりましたね。

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仕事で大変だったことはありますか。

高い場所での作業に苦労しました。
 実はもともと高所恐怖症で、脚立や高い木に登る高所での剪定作業には慣れるまで時間がかかりましたね。落下に備えて安全ロープを欠かさないのはもちろん、チェンソーなどの刃物も扱うので、ケガがないよう安全面には特に注意が必要です。この仕事は他の造園会社から声がかかって現場を手伝うことも多いのですが、会社によって剪定の仕方などに違いがあるので、柔軟に対応するのも大事。花や植物の知識もしっかり学んで、体が動くかぎり生涯現役でこの仕事に打ち込みたいと思っています。

造園の技能士になるには

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  • 造園会社 など
岡山県造園緑地組合連合会
TEL.086-233-5471
日本造園組合連合会岡山県支部
TEL.086-276-9765
岡山県西部造園組合
TEL.086-542-3650